プロの犯行

そこらへん中のBlogで話題になっていて今更感がありつつも、それでもどうしても語っておきたいことが出来ました。

ITmediaオルタナティブ・ブログで、吉川さんがかつて言っておられたお話

初音ミク現象に見る集合知活用型作品開発のポイント
http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2007/09/post_6f3a.html

ニコニコ動画の最もすばらしい点」で取り上げられているように、ニコニコ動画およびその周辺には地道に作成されてきた初心者はどうすれば良いかをまとめた技術解説動画が多数蓄積されている。これは今回の初音ミクの場合も全く同じで、ソフトのチューニングに関する解説動画が既にいくつも掲載されているし、そもそも「描いてみた」や「モデリングしてみた」などは初心者にとっては作品を見ること自体が技術ノウハウの取得に繋がる。

とんでもない実例が来ました。01_ballade等、プロの犯行と噂される作品は山ほどありましたが、遂に本物のプロ、それも相当のビッグネームの犯行確定した代物が登場しました。

和音ミク(♂)を描いてみたぞ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1541743

うp主は「コゲどんぼ」、あのゲーマーズのマスコットキャラデ・ジ・キャラット」のキャラクターデザインで有名な人です。今回描いたのは、どんぼ先生が描かれてる「かみちゃまカリン」というマンガの登場人物だそうですが、

Photoshop CS。かなりサクサク進行します。所要時間は録画してたら異様に掛かったけどキャラだけなんで普段なら下書き10分,線画15分,塗り1.5〜2時間程度かと。

何が凄いってこれだけのクォリティにして、この環境でこの手の速さ。さすがプロは凄いです。自分もなんども動画見ましたが、なんというかもう凄すぎて笑うというレベルです。コゲどんぼというビッグネームのプロによる、オリジナルキャラの作画風景を無料で見られるというのは本当に凄い時代になったものです。